「またそういうとこに登ってー!ダメでしょ?」
注意した数分後に子どもがまた同じことを繰り返して「さっきダメって言ったよね?」と親が言う。改善されないし、親もイライラしてしまいますよね?💦
最近の保育の考えですが、ダメなどの禁止する言葉、子をネガティブに否定する言葉を言わないというのが主流になってきていると思います。
この場面ならこう声がけしてみて下さい。「降りようね」これだけでいいのです。子どもの行動を咎めるのではなく、して欲しい行動を具体的に伝えるのです。さらに付け加えるのなら、理由も添えると尚、効果的です。「ここから落ちちゃうとどうなるかな?」子どもなりに考えて答えを言ってくるので、それに合わせて落ちるとお怪我をする、痛い思いをするから「降りようね」という感じです。
最初は慣れなくて、だめ!と言ってしまうこともあるかもしれません。そうした自分に親御さんがハッと気づいたら、後に理由を添えることをまずは意識してみて下さい☺︎「落ちるとお怪我して病院になっちゃうよね、降りようね」という感じです。
ドキッとした人はいませんか?あまりに言うことを聞かない時、つい言ってしまったことのある人いると思います💦
これも基本的には先ほどのテーマと同じで、具体的な見通しや目安を示してあげると良いです。
「お片付けが終わったら、おやつを食べようね。おもちゃお片付けしないと踏んでしまったら痛いし、おもちゃもおもちゃのお家に帰りたいなあって泣いてるからね」という感じです。
出先で、「買ってー」「まだ帰らない!」と言われ「お家で〇〇食べよう」などと交換条件を出して連れ帰ったことのある人もいると思います💡
これは事前の”お約束”が効果的です。「公園に行くけどずっといるとお風邪ひいちゃうから、お父さんとお母さんが帰るよと言ったら帰る約束ね?守れるかな?」時計の数字がわかる年齢ならば「6になったら帰るお約束ね」スーパーに行く前は「今日は昨日〇〇のお菓子買ったから今日は買わないよ」「一個だけお菓子買う約束ね!」という感じです。
少し前におばあちゃんがお孫さん3人連れてスーパーに買い物に来ていたのですが、「一人300円までお菓子を買ってあげる」という約束をして連れてきたようで、小学校低学年くらいのお姉ちゃんが下の子の分も計算してあげていたのですが、「税抜きか?税込か?安いの3個でもいいの?」など楽しそうに計算していて、勉強にもなるし、事前にお約束してから来ているので駄々をこねることなく、「このおばあちゃんすごいなあ」と勉強させてもらいました❤
子育ては正解がなく悩みの多い日々ですが、このちょっとした言い換えでずいぶんお互いにストレスが減ると思うのでぜひやってみて欲しいです☺︎
何か参考になれば嬉しいです♡