
我が子がお世話になっている先生へ、年度末にプレゼントを贈りたい。
子どもが卒園式で「先生に何かプレゼントをあげたい」と言っている──。
彼女や奥さん、または気になる女の子が保育士で、仕事でも使えるような贈り物をしたい。
こんなとき、「何を贈ったら喜ばれるかな?」と迷うこと、ありませんか?
今回は、私の保育士としての10年以上の経験から
「もらって嬉しかったプレゼント」や
「気を使わず受け取りやすい贈り物」を厳選してご紹介します。
保護者・パートナー・子ども──
それぞれの立場に合ったおすすめギフトを、
ちょっと肩の力を抜いて読んでいただける形でまとめました。
私自身もワーママとして、保育士さんへプレゼントを贈る立場になったとき、ふとこんなことが気になりました。

「何を贈れば迷惑じゃないかな?」
「お返しに気を使わせないかな?」
感謝の気持ちを伝えたくて選ぶプレゼントなのに、相手に負担を感じさせてしまっては切ないですよね。
そこでまずは、保育士に贈るときに気をつけたいポイントを3つご紹介します。
- 高価すぎないものを選ぶ
あまりに高価なものは、保育士側が気を使ってしまいます。
感謝の気持ちが伝われば十分なので、数百円〜Max2,000円程度がよいラインです。(彼女や気になる女の子に贈る時はもう少し高くても大丈夫です) - 実用的 or 消えものがベター
園で使える文房具や、ちょっとしたお菓子など「実用的」「消費できるもの」は特に喜ばれます。
物が残るタイプなら、仕事で使いやすいかどうかが選ぶポイントです。 - 相手との関係性に合ったものを
保護者からなのか、子どもからなのか、恋人・家族からなのかによって選ぶプレゼントも変わってきます。
TPOに合ったギフト選びが、スマートな印象につながります。
この3つを意識して選べば、相手にとって「負担にならず、でも心が温かくなる」素敵なプレゼントになりますよ。

連絡帳や保育記録など、保育士は毎日たくさんの書き物をこなしています。
そのため、書きやすいペンや可愛いメモ帳・ふせん類は、とてもありがたい存在です。
自分ではあまりこだわって選ばないことも多いので、ちょっと気の利いた文房具や、先生の好きなキャラクターのアイテムなどを贈ってもらえると、思わず笑顔になります。
また、価格も手ごろなものが多く、お互いに気を使わずに済むのも嬉しいポイントです。
これは“定番中の定番”という感じで、よくいただくアイテムです。
迷ったらハンカチやミニタオルを選べば間違いなし。かさばらないので持ち帰りやすく、上司や先輩の目も気にならず、先生も気軽に受け取れます。
簡単なお手紙に添えるのにもぴったりのアイテムですよ。

髪の長い先生や、普段からシュシュやかわいいヘアゴム・クリップを身につけている先生なら、とっても喜ばれるアイテムです。
私も以前、ハンドメイドが得意な保護者の方から手作りのヘアゴムをいただいたことがありますが、なんと10年以上たった今でも大切に使っているんですよ。
ただし、園によっては飾り付きのヘアアクセサリーNGというルールがあることも。
そのため、こういったプレゼントを選ぶ際は、2~3日ほど先生のヘアスタイルを観察して、おしゃれなヘアゴムをつけているようであれば選んでみてくださいね。

ホッとひと息つけるお菓子やコーヒーのギフトは、保育の合間や帰宅後の“ほっとタイム”にぴったりのプレゼントです。
たとえば、焼き菓子とコーヒースティックのセットや、バレンタインのような小さなチョコレートの小箱などは価格も数百円程度で気軽に贈れるのでオススメです。
そして実は、どんなプレゼントよりも心に残るのが「お手紙」だったりします。
「子どものこんな成長が見られたよ」「〇〇先生のことが大好きな息子です」といった言葉は、保育士にとって何よりのモチベーションになります。
ちょっとした一言でも、感謝の気持ちを添えるだけで、プレゼントが何倍も嬉しいものになるんです。

卒園やお別れのタイミングで「先生に何かあげたい」と子どもが言ってきたときは、ぜひその気持ちを大切にしてあげてください。
プレゼントの内容は、保護者から先生へ贈るものと大きく変わらなくて大丈夫。たとえば、ハンカチやお菓子、メモ帳など、負担にならない小さなアイテムが喜ばれます。
その中でも、「子どもが選んだもの」「子どもが好きな柄や色」であることが、先生にとっては何よりも嬉しかったりします。
もし迷ったときは、親子で一緒にプレゼントを選ぶ時間も素敵な思い出になりますよ。
さらに、子どもが書いたお手紙や似顔絵をそっと添えると、ぐっと気持ちが伝わります。
「せんせいありがとう」「だいすき」そんな一言が、保育士にとっては何よりの宝物です。

保育士の仕事着は消耗品。可愛いくて実用的なエプロンは、実用性も高く「気が利いてるな〜」と感じるアイテムです。
ただし、園によってはエプロンが支給されていたり、キャラクター柄NGのところもあるので、事前に確認しておくと安心。
相手の好みや園のルールをさりげなくリサーチして選べば、より喜ばれるプレゼントになりますよ。
靴下は価格も手頃で、サイズの個人差が少ないため、相手のサイズを詳しく知らなくても贈りやすいプレゼントです。ただ選ぶ際、白一色のものは避けた方が無難です。白はどうしても汚れが目立ちやすく、保育現場ではすぐに黒ずんでしまうことも。
白より、くすみカラーや濃い色、キャラクターものなど、ちょっと遊び心のあるデザインがおすすめです。
泣いていた子どもがふと足元を見て「ミッキーだ!」と笑ってくれたり、「それなに?」と話しかけてくれるきっかけにもなります。
保育士にとって“子どもとの会話のきっかけになるアイテム”は、実はとても嬉しいもの。
実用性だけでなく、そういった視点でも選んであげると、より喜んでもらえます。

マグカップは保育の合間に飲み物を飲んだり、家でリラックスするときにも使えるので、仕事でもプライベートでも活躍するおすすめアイテムです。
メッセージが入ったものや、イニシャル入り、好きなキャラクターや絵柄など、相手の好みに合わせて選べる幅の広さも魅力。
毎日の中でふと目にするたびに、贈ってくれた人の気持ちが伝わるような、温かいプレゼントになります。

仕事で忙しい保育士さんにぴったりの癒しグッズ。水仕事も多いので、乾燥しやすい手肌を守るハンドクリームや、香りでリラックスできる入浴剤やアロマは、自分ではなかなか買わないけれどもらえると嬉しいアイテム。パッケージがかわいいものや、香りがやさしいものが好まれやすく、ちょっとしたご褒美にぴったりです。
保育士の必需品のひとつが、首から下げるネックストラップ。
笛、鍵、名前札、園児の情報メモ、園バス運行表、行事日(ポケットがない服を着る日)のメモ類など──意外と“下げておきたいもの”がたくさんあります。
既に持っている先生も多いですが、消耗しやすく複数あって困らないものなので、ちょっとデザインにこだわったり、推しカラーを選んだりするのもおすすめ。
実用的でありながら意外と盲点なプレゼントなので、「気が利いてる!」と感じてもらえるかもしれません。
物を選ぶのが難しいときは、ギフトカードやカフェチケットなども◎。「自分の好きなものを買ってね」と言われると気が楽ですし、何よりありがたいです。
カフェチケットなら、相手から「せっかくだし、一緒に行きませんか?」なんて言ってもらえる可能性も…!
プレゼントをきっかけに、少し距離が縮まるなんて展開もあるかもしれません。

保育士に贈るプレゼントは、高価なものでなくて大丈夫。
毎日使える実用的なものや、気持ちが伝わるようなちょっとした贈り物が、何より嬉しいものです。
そこにそっと手書きのメッセージや子どもの言葉が添えられていると、心がふっとあたたかくなります。
プレゼントを通して「ありがとう」「おつかれさま」「がんばってるね」の気持ちが伝われば、それはきっと、先生にとって忘れられない宝物になりますよ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を読んで、プレゼント選びが少しでも楽しくなったら嬉しいです。
「こういう場合はどうしたらいい?」「もう少し詳しく知りたい!」など、気になることがあればぜひコメントやメッセージで教えてくださいね。お待ちしています。
ハンドクリームなら例えばこんな匂いがなくお肌に良いもの
お肌を癒やすようなタイプのハンドクリーム。こちらは香り付き
意外と盲点なネックストラップ
エプロンならこんなのもおすすめ。ボタンの位置が脇の下or前にあるものが背中が出ないのでオススメ。ポケットも大きいと使いやすいです。
こんなエプロンも♪スモック(長袖)タイプならこんなのもあり
オススメ靴下♪