こんにちは、保育士のみらいです☺
仕事中、保育園からの電話……
「ドキッ」「うわ〜、今か」って経験、ありませんか?
- 「今朝は元気だったのに…」
- 「今日忙しい日なのになあ」
- 「またか?と上司に思われないかな?」
- 「たまには妻(夫)に行ってもらえたらなあ」
- 「小児科何時までだったかな?」
- 「兄弟のお迎えはどうしよう」
こんな風に、色々な感情や段取りが頭を駆け巡るかと思います。
働きながら、育児と両立するのは本当に大変なことですよね。。。

「熱は下がったし、今朝は元気そうだから…」
そう思っても、保育園から「もう1日お休みしてください」と言われた経験、ありませんか?
多くの園で採用されているのが、“24時間ルール”という対応方針です。
これは、発熱や嘔吐などの症状が見られた場合、症状が落ち着いてから24時間は登園を控えるというもの。園によって明確なルールとして定められていたり、暗黙の了解になっていることもあります。
このルールの背景には、
- 熱は体が菌と戦っているサインであること
- 朝は一時的に熱が下がっても、夕方に再び上がることが多いこと
- 集団生活での感染拡大を防ぐため
などの理由があります。
とはいえ、仕事の調整が難しい日だってありますよね…。
私自身も、ワーママとして「どうしても今日だけは仕事に行きたい…!」と思ったことが何度もあります。

どうしても早く仕事に行きたく、まだ治りきってない、解熱から時間が経ってないけど登園させる・・・そんな経験実は私もあります。
ただ、結局長引いたり、どことなく本調子じゃないまま子どもが保育園に行っているので、ずっと不機嫌だったり、、、
私自身も、無理に登園させ、子どもが通う保育園から3日連続で、「お迎えお願いします」と体調不良の電話がかかってきたことがあります。出勤してもすぐに呼び出され、職場に頭を下げて迎えに行く事になり、その週は親子共々疲れ果ててしまいました。
「もう治ったけど、大事を取ってあと1日だけ休もう」
これが意外とおすすめの尾を引かない対応だったりします。
ちなみに保育園に電話するとき

「どんな風に言えばいい?」
「伝え方がわからない…」
そんな方はこちらの記事も読んでみてください。
発熱の場合、保育士は一回の検温ですぐに電話をしません。
体温計の種類や、検温する際左右のわきで体温が違うということもあるので、何度か測ったり、時間をおいて測ったりします。
何人かの保育士で確認したり、食事の量や、元気に遊ぶか?等も丁寧に確認しています。
体調不良も同様で、「熱はあるか?」「便の状態はどうか?」「機嫌はどうか?」など丁寧に確認しています。
頭をぶつけた、歯をぶつけた、脱臼、ひどい皮膚トラブル(かぶれや腫れ、じんましんや発赤など)の時は連絡をして確認に来てもらったり、場合によっては、お迎えに来てもらったりしています。
保護者に電話をする時は、複数の保育士で確認したり、上司に「これこれこういう理由で〇〇ちゃんの保護者に電話を入れます」と伝え、OKをもらってから掛けています。
この手順を踏み、複数の人で確認がされてることを知ると、「お迎えお願いしますコール」も辛いが仕方ないな…とわかってもらえるのではないかと思います。

保育士ママでもある私が実践していることや、保護者に教えてもらい「なるほど〜!」と思った対策を紹介します。
- 週前半や、半ばで「今日鼻水多めだったよ」とお迎え時、保育士に言われた時や、親御さんから見て、体調が良くなさそうな時…早めに小児科を受診⇒服薬をスタート
- 週末は”休息”を意識して過ごす。(最近は月曜から疲れてる印象の子が多いですが、体調の崩れそうな週末は休息メインにすごすとGOOD)
- 鼻吸い機(電動が断然おすすめ!)を活用し、鼻に鼻水がとどまっている状態をなるべく減らす
- 咳がひどい時など、タオルや枕で少し頭を高くしてあげ、よく寝られるようにしてあげる
- (平日休みがある場合)可能であれば、その日に子どもも休ませ、”休息をとらせる”ことで外せない仕事の日に備える
リストに上げたような対策をすると、軽症で終わりお休みしなくて済んだり、お迎えコールが減らせるのでぜひやってみて下さい。

仕事中に鳴る、保育園からの「お迎えお願いします」電話はドキッ…となりますよね。
- 大事を取って”もう一日休む”
- 軽症のうちに手を打つ
等の対策をすると、電話の回数も減り、保護者の負担も減りますね。
保護者と保育士は子育ての”パートナー”だと私は思います。
助け合いながら、同じ方向を見て、お子さんの成長を見守っていけるといいですよね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事の感想はもちろん、
・こんな内容を取り上げてほしい
・我が子の担任には聞きづらいけど、子どものことで悩みがある
そんな保護者の疑問に、経験10年超えの保育士が回答いたしますので、お気軽にコメントやメッセージをお寄せ下さい♪
\電動鼻水吸い機、メルシーポット♪我が家も愛用中。吸引力が高く、もう鼻吸いのためだけに小児科行かずに済みます/
絵本のサブスク♪体調悪いときは”静”の遊びをして過ごすのがおすすめです
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